「書籍」カテゴリーアーカイブ

書籍と電子書籍の違いって?(1)

紙の書籍と電子書籍の違いって何?

意外と知られていないこと?

見る人によって大きさが変わる-タブレットと、iPhoneの液晶の大きさって同じ?

文字の書体が違う-AndroidとiPhoneって同じ文字(書体)?

見開きで作成できない-左右のページを全部使った大きなものが作れない

表組みが苦手-画像で埋め込むらしい

利用者から見た目(1)編集者から見た目(2)最後に物理的なもの(3)

 

あなたの本の売上数はもっとあるかもしれない!のに自分で減らしている!

あなたの本の売上数はもっとあるかもしれない!のに自分で減らしている!

出版記念会の案内のページを見ておもったこと、あなたは、フェースブックの使い方間違ってます。

著者の顔写真、表紙画像、内容等書いてあるのですが、その会に行けない場合、その出版物がどこで販売しているか?です。

そこでその本が一番正確にわかる数桁の数字=ISBNコードや、出版社名等がどこにも書いてありません。

もし、貴方が出版記念会に招待されて、急に会に出られなくなって、ふと書店の前を通りかかっても数桁のコードをメモしていたら注文できたかもしれない…注文されないということは、販売機会を失ってしまったことになる。著者は、その事を覚えておくといいとおもいます。

ちなみにISBNコードの内訳を弊社の商品で説明させていただきますと、書籍『其角生誕350年記念集』は、ISBN978-4-925187-82-4というコードを持っています。このISBN978-4-925187-82-4の内訳は
ISBN [固定]-[国コード]-[出版社コード]-[商品コード]-[パリティチェックコードで成り立っています。

あなたの著書についた13桁のISBNコードは全世界共通で1つしかありません、本の住所といえるものなのです。

出版社、版元だから言えることもあります、編集者レベルより、もっと深いことを知っています。だから私は著者にいいたい、あなたの本のたった13の数字だけから、ISBNコードを大切にしてあげてください!
著者の方へ小さな小さなお願いでした。

本を作るのにはどれくらいかかる?

2011年2月25日 16:48 初澤 弘文さん作成

今回は、費用ではなく、時間面でいきます

紙も電子も最終的には原稿ありき!です。

本ができるまで

紙の書籍の場合は、

原稿が入る(入稿)→手書きの場合入力→校正1回目(俗・初校)→校正2回目(俗・再校)→校正3回目(俗・三校)→念を入れて校正(俗・念校)→校了→写真とデーターを製版→製版したものを印刷機へ取り付けて、やっと印刷→順番に並べて(折屋)→やっと表紙とカバーと帯がまとまり製本(製本所)→製品として納品→販売へ

最短で1ヶ月、ただし、準備ができていたので、この時間でできました。

最長はできません(><)でした、校了寸前で写真の版権問題で全部ボツ!にしました。

 

では、電子書籍の場合は?

原稿が入る(入稿)→手書きの場合入力→写真とデーターを入れて校正1回目(俗・初校)→念を入れて校正(俗・念校)→校了→必要データを追加して、PDF等書き出し→業者のサーバーへUP→販売へ(読者がダウンロード購入)

作成が簡単なぶん、修正も簡単です。

出版も二分化されて残るのでしょうか?

あなたの今読んでいるネットも出版物の一つです!