出版をお考えの方へ 9 原稿は校了前までが勝負
こんにちは、くまさん@編集者です
あなたも原稿を書き上げて 校正を完して、終わりました
原稿を渡して残った校正を見ながらこれ不味い!
印刷OKを出して、焦ったことはありませんか?
国内で作業をする場合、
出版社 著者校了 ⇒ 印刷屋へ搬入
ここより 印刷屋さんの仕事(印刷工程)
出版社より入稿 ⇒ データーの確認 ⇒ データーの面付位置の確認 ⇒ 確認後版の出力 ⇒ 紙を折るとページの順番に成るように印刷 ⇒ 紙を反転させて裏面も同様に印刷 ⇒ 折屋さんでページの順番になるように折る
印刷所で印刷した材料は、帳合屋へ持ち込む(帳合工程)
帳合屋さんで表紙、共紙、本文を帳合(並べる)
帳合屋で並べた材料を最後に、製本屋へ持ち込む(製本工程)
製本屋さんで出来上がりの順番に表紙、共紙、本文、共紙、表紙、カバーと帯と短冊(本に挟んである紙)、中の広告やはがきを挟んで出来上がり
できあがったら、
製本所から印刷所へ運んで
印刷所が出版社へ納品して完成です
ということは…製本工程に入る前に気づけはまだ傷は浅くて済むんです!
仮に校了時の写真を見ていたら1枚だけ裏焼きだったとします。
印刷前ならもっともいいのですが、
製本が済むまではまだ安く交換がきくのです。
では、本が出来上がったらどうしているのでしょうか?
時々、バーコードの上や本の奥付等にシールが張られて入るものを見たことがあると思いますが。あれは実は事故の修正だったのです。バーコードを作り間違えたか、数字を付け間違えた等という流通上の問題の回避の為だったのです。
というわけで、本をみたら本を作るためには多くの人が涙ぐましい努力をしていると感じてもらえたらとおもいます。
次回は まとめ 著者は貶(けな)されて上手くなる―編集者は有益見方 原稿は校了前までが勝負 です!
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