今の形態の電子書籍は教科書には向かないようだ…


うちの本を使っていただいている著者の先生より「採用品」改訂のお話が出た

学校の教科書専門用語で「教科書採用品」、「採用品」といいますが
やはり、教科書は電子書籍向きではない…
やはり教科書は電子書籍には向かないようだ。
その理由は簡単、全員の端末が異なるからなのだ。
教科書として、電子書籍を使うには、スマートフォンやタブレットの液晶のサイズを同一規格(例えば紙のような世界標準規格)でつくるか、iPad等の同じ機種にしないとダメらしい。全生徒及び職員が同じ環境でなければ。全員同じ場所示すのは難しいということになる。

で、紙のサイズのお話です。へ~と読み流して下さい、

紙のサイズはおおまかにいってA判とB判がある

A0判(全紙)の長い方の辺で
半分で折ったサイズががA1判(半裁)

A1判の長い方の辺で半分で折ったサイズががA2判

A2判の長い方の辺で半分で折ったサイズがA3判

A3判の長い方の辺で半分で折ったサイズががA4判

A4判の長い方の辺で半分で折ったサイズががA5判

A5判の長い方の辺で半分で折ったサイズががA6判

というサイズになっています

ただしB判は日本メインで、世界標準はA判です。
なので、海外との紙の文書交換等では注意が必要?

出版社として長続きして嬉しい本は「超連句入門」という本で
平成12年(2000)に出版して14年間教科書などで売れているロングセラーです

http://www.tokyonew.com/tbs/9784925187152.htm

他にもロングセラーとして「真空管半代記」がございます

東京文献センター

本の改訂版でこんな話題までとんですいませんでした。

メモ・電子書籍にはおおまかに2種類あって、ページレイアウト型とリフロー型に分けられる
ページレイアウト型はデザイン重視の形でリフロー型はデザインは関係なく文字メインに分けられる
スマートフォンの液晶のサイズが異なると、リフロー型では表示文字数がスマートフォン毎に変わるので困る

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