「今だから 書ける、この本のウラ話」タグアーカイブ

出版目録  No.12  地方研究家 大木衛さん


出版目録(PDF版)
www.tokyonew.com/tbs/pdf/mokuroku_no12.pdf

ご希望の方へ印刷版を無料で送付いたします、Eメール又はFAXでご注文ください
Eメール info@tokyonew.com  FAX 042-328-3856
東京文献センター

 

「今だから書ける、この本のウラ話」 第12回地方研究家・大木衛さん


~著者にしか書けない嬉しさと辛さ~

「今だから書ける、この本のウラ話」 第12回 地方研究家 大木衛さん

=生きがいを、冊子として=

 銚子は関東地方の最東端で海上に帯状につき出た半島で、南からの黒潮でカツオやマグロが採れ、北からは寒流にのってサンマやサバなどが水揚げされています。文化も同じで北州や畿内のすぐれた文化が伝わり北のアイヌの人々の言葉が地名となって伝えられています。

 『銚子半島の歳時風俗誌』では、地域史を交えながら紀州の人々によって習慣など、そして銚子独特の習慣や年中行事・神社等の信仰をまとめました。地元紙にエッセイ400回収録で一冊目が出版でき、現在は800回を超えています。 市民文化としての地方史や風俗・先祖のルーツ、そして地域史をまた学びたいとの需要もあります。
銚子は気候が温暖、周囲が海産物の豊か、古代から中世史、そして、千葉県内では千葉市に次いでの市政の地。江戸時代は県下第一の人口をもつ、生産都市をプライドをもって、先人の文化を掘り起こしながら、次の世代へ伝えたいと考えています。

銚子半島の歳時風俗誌

銚子半島の歳事風俗誌 大木衛

「今だから書ける、この本のウラ話」バックナンバー

 

 

東京文献センター

topに戻る

今だから 書ける、この本のウラ話 第11回 『切手と風景印でたどる百名山』(発行・ふくろう社 発売・里文出版)


今だから 書ける、この本のウラ話 第11回

切手と風景印でたどる百名山』(発行・ふくろう社 発売・里文出版) 広告代理店社長・櫻田隆範さん

深田久弥『日木百名山』(新潮社)は昭和39年の発行以来、版を重ね、50年近く経ちました。久弥終焉の山、山梨・茅ケ岳の麓に造成された深田記念公園には「百の頂きに百の喜びあり」の石碑が建てられ毎年四月に深田祭りが営まれます。山好きには、深田久弥と著作の『日本百名山』は神様とバイプルのようなものになりました。深田久弥の紀行文に魅せられ、憧れの山々を思い浮がべ、遂には百名山のすべての頂に立ってみたいと願うのも無理からぬところでした。百名山を目指す中高年登山プームで本式の登山家でない素人達がどっと山に繰り出し、本物の山屋さんは眉をひそめるようになりました。NHK衛星第二で放送された「日本百名山」は相川浩アナウンサーのナレーションで人気になり、ビデオやDVDになりました。百名山の類書が数多ある中で、私なりの特徴を出したいと希い、色鮮やかな切手と風景印で花の山旅を飾ろうと思い付きました。日本の切手は絵柄と色使いが素晴らしく収集家が絶えません。風景印とは全国の郵便局が地域の名勝名物を刻んだ消印で、その地の自慢が小さなゴム印に溢れています。切手と風景印は駄酒落ではありまぜんが「切っても切れぬ夫婦」のようなものです。風景印とかねて蒐集していた切手を組み合わせ、『切手と風景印でたどる百名山』が生まれました。

今だから 書ける、この本のウラ話 第10回 楚漢群雄伝…項羽と劉邦を巡る人々 竹村紘一(発行・ルックフォワード)


今だから 書ける、この本のウラ話  第10回

楚漢群雄伝…項羽と劉邦を巡る人々(発行・ルックフォワード) 歴史作家・竹村紘一さん

若い時に『史記』や『漢楚軍談』を読む機会があり、その頃から本を書きたいと思うようになり、その思いが抑えがたく、退職後は複数の歴史研究会に入会し活動しながら執筆活動に入った。日本史もさることながら中国古代史の面白みはまた格別なものがある。登場人物が多く、地名も変わったりしていてなかなかに面倒であった。事実が不明確な面も多くなんとか発刊に漕ぎ付けたがまだまだ推敲すべき点も多いと感じている。始皇帝没後、秦の圧政に耐えかねた叛乱が各地に起こり再び乱世となる。契機となったのが、陳勝・呉広の決起であり物事の魁をなすことを陳呉をなすという。二人に触発されて各地で群雄が挙兵し世は騒然とするが、やがて反秦勢力は西楚の覇王項羽と漢王劉邦の二軍団に収束されて楚漢抗争時代に入る。六国の王族・将軍・謀臣・説客等の中には、大業達成を夢見る者、亡国再興に命を懸ける者、大義に殉ずる者、朋友との仁義を重んずる者、立身揚名に狂奔する者、己の安寧のみを望む者、世を儚み隠遁を願う者と様々な人々が己の全身全霊を傾け懸命に生き抜いていた時代であった。両雄激突時代に人生如何に生きるべきか、乱世に如何に身を処すべきか人々は悩み抜いたのである。本書では、漢帝国創設の功臣とされる張良、韓信、䔥何、英布、彭越、陳平や項羽軍の名将とされる龍且、鐘離昧、季布を始めとする六十七名の群雄を取りあげた。己を誰かに比定するのも一興であろう。三国志より四百年も前の話であるが、そのスケールの大きさや面白さは三国志に勝るとも劣らないもので、中国古代史を語る上では外せない示唆に富んだ波瀾の時代であった。

楚漢群雄伝…項羽と劉邦を巡る人々
竹村紘一 (発行・ルックフォワード)
本体1238円+税 ISBN978-4-939032-23-3

【書籍注文】
代金は商品と同封の振込用紙を用い
郵便局にてお支払いください

今だから書ける、この本のウラ話<第9回>『中国語の基本音義 1300』


「今だから書ける、この本のウラ話」第9回は『中国語の基本音義 1300』の著者、ジャーナリスト・太田成人さんです

中国語については、「同じ漢字文化だから、欧米より分かる」からはじまり、数え切れない「思い込み」や「神話」が、いまだに日本人の間に蔓延している。本人たちは無意識で、自分でも気が付いていないので始末が悪い。これからは、中国語が戦後日本の「英語」の位置を占める時代がやって来ている。大抵の人が中学・高校と相当時間学習しても、英字新聞すら読めない失敗を繰り返してはいけない。まず、中国語を「外国語」とし、その構造と文字の仕組みに適った接し方をする姿勢が大切だ。この思いは高校で、「漢文」を習った際に感じて以来、実現できずにいた。仕事上、ニュースを英語と日本語で取材、執筆する作業を長い間やってきて、その思いは一層強くなった。中国元の「二重価格制廃止」以来、中国へは何度も出掛けた。共同通信も日本語、英語配信だけでなく、中国語、朝鮮語配信をはじめている。言葉は入試のためではなく、自分の考えている意志を疎通させるのが目的だ。中国語には日本語にない音声がある。その音は、NHKの番組もあり、すぐに聞くことができる。英語の音声を米軍放送で学んでいたこれまでとは、格段に状況はよくなっているのだ。考えている内容を、すぐにでも中国人に伝えたいと思ったあなたにとって、従来とはアプローチが全く異なる本書は、必ずや ”目から鱗” の存在 になるであろう 。」
<この文は著者本人に頂いた文章を、弊社目録に印刷しましたものそのまま掲載したものです>

アマゾン他にて好評発売中
中国語の基本音義1300―単音節語の世界 「茶」は、なぜ、「ch´a」と発音するのか

「発音から入る中国語」で従来の学習法を変える!長年に渡る記者生活から編み出した画期的な方法とは

中国語の基本音義 1300 太田成人 本体 2500 円+税 発行 ・ ブックコム 発売・東京文献センター
ISBN978-4-925187-83-1 http://www.tokyonew.com/tbs/?p=823

 

東京文献センター

topに戻る