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僕の出張‐世界を歩いた通信エンジニア 田村正勝

1970年代欧米に追いつき、追い越せを目指した日本の無線通信技術は世界市場に進出、アジア各地で活発な展開をはかった 情熱的にシステムエンジニア(SE)として第一線で活躍した真摯な奮闘記録。それは現在につながる20世紀ニッポン企業戦士の記録である 

 

目次

プロローグ 無線通信の開発そして海外への夢

第1章 熱帯の心優しい国 マレーシア

初めての海外マレーシア 僕の信条 この人の国と戦争したくない イエス、ノーをハッキリと ファーストクラス搭乗事件 山賊は誰 一足のゴム草履 指からたれるカレーライス いい加減にしろ!裏工作 少し切ない気分 銃口の冷たさ キングコブラ  ビア理髪店 マッサージファンド マンゴの味

第2章 アラーの神・油・熱砂のイスラム諸国

初めてのアラブ 酒をどうするか カラチの酒親善 司哀相な布 世界をかける恋 アラブの礼拝 砂からの脱出 企業戦士だった 力モズよ許して 相手の立場を想う アラブの結婚式 自信過剰の結果 滴の国カタール 男に追われる男 渚にて

第3章 変貌する中国と返還前の香港・マカオ

香港集団窃盗団 美味しいスープ ワインの味 精華大学の思い出 変化する中国 中国の夜 環境美化 雲助タクシー 戦後50年だった

第4章 国民が愛する国王 王朝国家タイ

今日の事は末来のチヤンス 仕事は楽しく 郷に入っては郷に従え バンコクの夜 慈悲の心 ありの穴から 事故に注意 原因は自分

 

<愛読者カードより>

なんか元気が沸くなー、という感じでした。紀行文のように楽しくスラスラ読めましたが、中でも仕事に対する姿勢がメッセージとして痛快に、そしてガンガンと伝わってきました。仕事、人生のおもしろさを感じ、味わい、その上での人生賛歌として私は読ませて頂きました。そういう意味で、読み終わって元気が沸いたのだと思います。また、仕事に対する姿勢を見直すきっかけとなり、自分に恥ずかしくないように取り組みたいなと強く感じています

今後の30〜40代のエンジニアに対するメッセージを、この本をきっかけに情報発信基地となって欲しいと思っています。30〜40代のエンジニアは私が会社等で色々と見てきた中で、一番実践に乏しく、トラブル発生に対する応急処置、恒久処置の見極め、これが出来ずに迷っているよに思えてなりません。その反面処世術はそつなくこなしているように感じます。「エンジニアがエンジニアのためのエンジニアニよる」指南書的&エッセイ的はなかなか無いと思います<愛読者カードより>

   

僕の出張‐世界を歩いた通信エンジニア 田村正勝 本体:1,200円+税 978-4-925187-35-0 発行・本の風景社

  

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