僕の出張 #世界 #通信 #エンジニア #本の風景社 #田村正勝


僕の出張 東京文献センター1970年代欧米に追いつき、追い越せを目指した日本の無線通信技術は世界市場に進出、アジア各地で活発な展開をはかった 情熱的にシステムエンジニア(SE)として第一線で活躍した真摯な奮闘記録。それは現在につながる20世紀ニッポン企業戦士の記録である

※田村正勝さんは弊社より『移動通信半代記』を出版されました

ホームページ http://www.tokyonew.com/tbs/9784925187350.htm

 

僕の出張‐世界を歩いた通信エンジニア 田村正勝
発行:本の風景社 発売:東京文献センター
本体:1,200円+税 ISBN978-4-925187-35-0

プロローグ 無線通信の開発そして海外への夢

第1章 熱帯の心優しい国 マレーシア
初めての海外マレーシア/僕の信条/この人の国と戦争したくない/イエス、ノーをハッキリと/ファーストクラス搭乗事件/山賊は誰/一足のゴム草履/指からたれるカレーライス/いい加減にしろ!裏工作/少し切ない気分/銃口の冷たさ/キングコブラ/ビア理髪店/マッサージファンド/マンゴの味

第2章 アラーの神・油・熱砂のイスラム諸国
初めてのアラブ/酒をどうするか/カラチの酒親善/司哀相な布/世界をかける恋/アラブの礼拝/砂からの脱出/企業戦士だった/力モズよ許して/相手の立場を想う/アラブの結婚式/自信過剰の結果/滴の国カタール/男に追われる男/渚にて

第3章 変貌する中国と返還前の香港・マカオ
香港集団窃盗団/美味しいスープ/ワインの味/精華大学の思い出/変化する中国/中国の夜/環境美化/雲助タクシー/戦後50年だった

第4章 国民が愛する国王 王朝国家タイ
今日の事は末来のチヤンス/仕事は楽しく/郷に入っては郷に従え/バンコクの夜/慈悲の心/ありの穴から/事故に注意/原因は自分

「僕の出張 #世界 #通信 #エンジニア #本の風景社 #田村正勝」への9件のフィードバック

  1. <愛読者カードより>
    1970年代の様子がおもしろかったです。空港での見送りだとか、海外出張のスタイルだとか、読んでいて昔のテレビのような色の映像が浮かびなぜか懐かしい気分になりました

  2. <愛読者カードより>
    優しさと誠実さにあふれた作品だと思います。著者の仕事とそこで会う人々に対する真摯な気持ちが文面から印象深く感じられました。単なる仕事上での経験談にとどまらず、出張先で著者が体験する旅行者には触れることのできない、異国の一面がテンポよく魅力的に描かれていました。著者の仕事に対する考え方を知る程に、その純粋さがとても新鮮に感じられます。現代のサラリーマン生活を送る上で、本書を読むともう一度自分も初心に帰り、考え直してみようかという気持ちになりました。感謝の気持ち、コミュニケーションの大切さが、読後じんわりと心に沁みる作品でした

  3. <愛読者カードより>
    なんか元気が沸くなー、という感じでした。紀行文のように楽しくスラスラ読めましたが、中でも仕事に対する姿勢がメッセージとして痛快に、そしてガンガンと伝わってきました。仕事、人生のおもしろさを感じ、味わい、その上での人生賛歌として私は読ませて頂きました。そういう意味で、読み終わって元気が沸いたのだと思います。また、仕事に対する姿勢を見直すきっかけとなり、自分に恥ずかしくないように取り組みたいなと強く感じています

  4. <愛読者カードより>
    面白くて2日間で読みました。読んでいくうちに自分の昔がジグゾーパズルの様に思い出が埋まっていき、二重に楽しむことができました。まさしく‘企業戦士’‘プロジェクトX’ですね。真に気づかいを示すボスがいたから日本と世界が互いの文化を尊重しつつチームワークで今の日本経済が確立されたと思いました

  5. <愛読者カードより>
    今後の30~40代のエンジニアに対するメッセージを、この本をきっかけに情報発信基地となって欲しいと思っています。30~40代のエンジニアは私が会社等で色々と見てきた中で、一番実践に乏しく、トラブル発生に対する応急処置、恒久処置の見極め、これが出来ずに迷っているよに思えてなりません。その反面処世術はそつなくこなしているように感じます。「エンジニアがエンジニアのためのエンジニアニよる」指南書的&エッセイ的はなかなか無いと思います

  6. <愛読者カードより>
    非常に読みやすく著者の実直な人柄を感じ安心して読めました。丁度先週福井県に出張した際の友として、商談に向かう道中に己のモチベーションを高めるのに非常に役立ちとても勇気付けられとてもユーモアを感じました

  7. <愛読者カードより>
    「僕の出張」の良さは全編を貫いている「誠意」だと思います。他の国でどういう言葉でどんな風な言い方をするの知りませんが、「助け合わなければ生きられない人間同士のコミュニケーションの一番元になっているもの」法も文化も言葉も超えるものそういうものが「誠意」かと思います。こんな「効率」「スピード」優先の時代にそれとみごとにマッチさせて仕事を貫徹、その上誰にもわかりやすく、時にはユーモラスに、「日本があの頃どのようにして世界各地に仕事を展開させて行ったのか」を当人の平易な語りのように書かれているのがとてもいいと思います

  8. 私も子供が小さい頃は旅行でちょくちょく海外へ出かけていましたが、旅行ではなかなか体験することのないエピソードが面白く、あっという間に読み切ってしまいました。私は仕事で海外出張することはありませんが、筆者の仕事に向き合う姿勢はこれからの自分自身にとって大変に参考となることと思います。また、文章からは筆者の温厚、誠実な性格が読み取れ、長年企業戦士として戦ってこられたお姿には敬意を表します。

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