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あなたの本の売上数はもっとあるかもしれない!のに自分で減らしている!

あなたの本の売上数はもっとあるかもしれない!のに自分で減らしている!

出版記念会の案内のページを見ておもったこと、あなたは、フェースブックの使い方間違ってます。

著者の顔写真、表紙画像、内容等書いてあるのですが、その会に行けない場合、その出版物がどこで販売しているか?です。

そこでその本が一番正確にわかる数桁の数字=ISBNコードや、出版社名等がどこにも書いてありません。

もし、貴方が出版記念会に招待されて、急に会に出られなくなって、ふと書店の前を通りかかっても数桁のコードをメモしていたら注文できたかもしれない…注文されないということは、販売機会を失ってしまったことになる。著者は、その事を覚えておくといいとおもいます。

ちなみにISBNコードの内訳を弊社の商品で説明させていただきますと、書籍『其角生誕350年記念集』は、ISBN978-4-925187-82-4というコードを持っています。このISBN978-4-925187-82-4の内訳は
ISBN [固定]-[国コード]-[出版社コード]-[商品コード]-[パリティチェックコードで成り立っています。

あなたの著書についた13桁のISBNコードは全世界共通で1つしかありません、本の住所といえるものなのです。

出版社、版元だから言えることもあります、編集者レベルより、もっと深いことを知っています。だから私は著者にいいたい、あなたの本のたった13の数字だけから、ISBNコードを大切にしてあげてください!
著者の方へ小さな小さなお願いでした。

本を作るのにはどれくらいかかる?

2011年2月25日 16:48 初澤 弘文さん作成

今回は、費用ではなく、時間面でいきます

紙も電子も最終的には原稿ありき!です。

本ができるまで

紙の書籍の場合は、

原稿が入る(入稿)→手書きの場合入力→校正1回目(俗・初校)→校正2回目(俗・再校)→校正3回目(俗・三校)→念を入れて校正(俗・念校)→校了→写真とデーターを製版→製版したものを印刷機へ取り付けて、やっと印刷→順番に並べて(折屋)→やっと表紙とカバーと帯がまとまり製本(製本所)→製品として納品→販売へ

最短で1ヶ月、ただし、準備ができていたので、この時間でできました。

最長はできません(><)でした、校了寸前で写真の版権問題で全部ボツ!にしました。

 

では、電子書籍の場合は?

原稿が入る(入稿)→手書きの場合入力→写真とデーターを入れて校正1回目(俗・初校)→念を入れて校正(俗・念校)→校了→必要データを追加して、PDF等書き出し→業者のサーバーへUP→販売へ(読者がダウンロード購入)

作成が簡単なぶん、修正も簡単です。

出版も二分化されて残るのでしょうか?

あなたの今読んでいるネットも出版物の一つです!

もし、アマゾンが日本から撤退したら、日本の出版文化は無くなるのでしょうか? #本 #出版 #アマゾン

お客は、なぜアマゾンを選ぶのか?

リアル書店に比べ

  1. 早い
    宅配便のおかげです
  2. 美しい
    美しい 反面、少しでもキズがあれば仕入れない
    納品返品の作業で商品がいたむ
    店員さんの付き合いが無くなります
  3. 安い(ポイント制度)
    本等を購入するとポイントがたまる、次回購入時に利用、では、お店に行かない
  4. 店員に聞いてもわからないならお店に行かなくなる
    バイト店員の教育がなっていない

・逆にお客の集まるお店、

  1. バイト店員の教育がなっている
  2. 商品の調達が早い

全店舗でベストセラーを平積みしていたら売れる時代はおわりました

なぜ、即、在庫が某新古書店へ流れるので、某新古書店へ買いに行くからです。

営業マンがチラシを置いていかないから情報が入らない!

書店がネットで検索するのは、なぜか取引がないのにアマゾン!

※アマゾンのみで販売している本があるからか?

店員さんは、ネットにあれば注文できるという安心感

 

また、最近の中学生に本屋に行って来るというと、

新古書店を指すようになりました。

本当に恐ろしい時代になってしまいました。

有名デパートやHMV等もどんどん街中から撤退しています。

 

もし、アマゾンが日本から撤退したら日本の出版文化は無くなるのでしょうか?

そうなって欲しくはありません。